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富の壺、力を引き出す6つのヒント。

莫大な財をもたらす富の壺について、真剣なご質問を数多く頂きましたので、お答えします。永続的な幸福のために、お役に立てば幸いです。

富の壺

1.富の壺とは?

古代から、中国とチベットの高い階級の家庭では、家族の繁栄と、それが子孫に受け継がれる願いを込めて壺を持つ風習があります。
富の壺は大切な家宝で、壺には財宝や宝物だけでなく神仏の像を入れるので、神聖なエネルギーを持つ物として扱われます。
富の壺にも色々な流派、伝統がありますが、私がここで指しているのは、チベット密教の伝統の流れによるものです。

2.富の壺を入手するには?

少し前までは、高僧のような師に依頼するか、寺院に寄付をして、家族のためにカスタムメイドで作ってもらうのが主流でした。私は、風水を教える中で、富の壺の作り方についても触れていて、必要な品物をすべて揃えたコンプリートセットを提供しています。
富の壺コンプリートセット

3.富の壺とナーガの壺は同じですか?

両者は外見的には似ていますが、目的が異なり、保管の方法も異なるので、同じではありません。
ナーガの壺は、川の氾濫などの自然災害をもたらす龍や蛇の神格を鎮める目的で奉納するものです。壺の中に、その神格に捧げる物を入れて、川や海に投下するか、土に埋めるのが一般的です。
一方、富の壺は家の中で保管するものです。壺の中には富を象徴する数々の宝物と、家族の願いに関連する神仏像を入れ、棚で保管します。

4.富の壺はどのように飾るべき?

人の目に触れるように飾るべきではありません。祈りや瞑想を行う神聖な部屋に専用の棚を設置し、隠すように飾るのが伝統的な方法です。
専用の棚は、未来の子孫に富が受け継がれる願いを込め、少なくとも3段あるものを選びます。
富の壺を最上段に飾り、下の棚に花、食べ物、お香のようなお供え物を入れます。
宝石で装飾した木、帆船、宝石、真珠、八吉祥、王家の七紋章、曼荼羅などを奉納する場合もあります。
お供えの食品は、ボトルに入った水、乾燥または缶詰など賞味期限が長いものです。新月の日にお供えしたら棚に鍵をかけ、15夜の日に新しいお供え物と交換します。これを繰り返します。
元々はこのような伝統ですが、現代の一般的な家庭では、台所の食器棚の中に隠すように飾るようになりました。

5.富の壺が2つある場合、1つを友達に贈ってもいいですか?

壺を飾る前なら、贈っても問題ありません。しかし、一度願いを込めて飾った後は手放すべきではありません。家族のために心を込めて作った富の壺は、子孫または近親者が永代までも受け継ぐようにするべきです。

6.壺が割れたらどうしますか?

ふつうに管理していれば、割れることはないはずです。しかし、何らかの理由で壺が割れた、ヒビが入ったとしたら、割れた壺を棚から出し、中身を新しい壺に入れ替えて再生します。割れた壺は誰も足を踏み入れないであろう人里離れた森の中の、決して踏まれない場所に埋めてください。それができないなら、家の裏庭で、人が絶対に踏まない場所に埋めてください。埋めた後は振り返らずにその場を立ち去ります。
師に作ってもらった場合は、割れたそのままの状態で師に戻し、新しい壺に再生してもらいます。

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