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風水の良い位置にベッドを置けない時の対処法

寝室でベッドを風水の良い位置に配置できない時、どのようにすべきか、考えてみたいと思います。

青いベッドが窓辺にある

Q私は風水を生活に取り入れています。特に月間フライングスター風水のチャートは毎月確認し、模様替えをし、風水グッズを移動して、仕事で大きな成功をおさめています。
先日掲載された寝室に関する記事で、窓に頭が向くベッドの配置はよくないと書いてありました。しかし、私の寝室ではそうするしかありません。私のようにベッドの配置に制約があって選択の余地がない場合、どうすればいいですか?

A質問にお答えします。
ベッドの配置は、寝室のデザインで最も重要です。風水では、ベッドの位置と向きを玄関と同じくらい重視します。寝室はオフタイムのほとんどを過ごす場所で、人が生きるために欠かせない睡眠、休息、回復と若返りの場所だからです。
寝室の風水がよいと、幸運の気が寝ているあなたの周りをゆるやかに流れます。あなたは一晩中睡眠を邪魔されることがなく、人が最も無防備な睡眠中に有害なエネルギーに襲われることなく守られます。

窓は、気が出入りする所で、光を通し、窓を開ければ陽のエネルギーが部屋を満たします。
寝室は人が無防備に眠る場所なので、睡眠にふさわしい気だけが入れる聖域として保つ必要があることを忘れてはいけません。
窓に頭が向く位置で寝ると、睡眠中に気の流れを直接的に受けてしまいます。窓に足を向けて寝る、窓がすぐ横にある場所で寝るのも同様に気の流れの影響を睡眠中に受けてしまいます。

家の立地によっては、車や電車の音、工事の音が聞こえてしまうかもしれません。部屋が1階にあるなら、通行人の音や気配を感じるかもしれません。
実用的にも、窓の近くで寝ると防犯上のリスクが高くなるので、寝ている間に無意識に警戒心が働く可能性があります。夜の安らかな眠りにプラスになることではありません。

風水では、窓やドアのないしっかりとした壁に頭をつけて寝るよう、ベッドを配置すべきと考えます。壁は保護と支援をもたらす山を象徴するので、「マウンテン・サポート」と呼びます。
窓に頭を向けて寝るとマウンテン・サポートがなく、社会生活で周囲からの助けを受けにくくなります。人から裏切られ、大事な場面でハシゴを外されます。人の助けが得られない種類のトラブルの原因になります。
最善の解決策は、部屋を変えるか、室内のより適切な場所にベッドを移動することです。
しかし、この質問のように、制約があってベッドを動かせない時はどうしたらよいのでしょうか。
部屋が狭くて置く場所が限られているのかもしれません。極端に細長い部屋なのかもしれません。このようにベッドを置く場所の選択肢が1つしかないことはよくあります。
問題が明確になれば解決できる、これが風水の素晴らしさです。悪影響を最小に抑えるために工夫すればいいのです。
ベッドを動かせない時のヒントを3つ紹介します。

1.ヘッドボードをつける

ベッドの頭に大きくてしっかりとしたヘッドボードをつけることでマウンテン・サポートをつくります。
ヘッドボードなら何でもいいというわけではありません。シンプルなデザインで、強く、しっかりとしたものを選んでください。
穴があいているデザイン、格子のようなデザインでは十分なマウンテン・サポートが得られません。また、華やかなデザインのヘッドボードは睡眠に必要なエネルギーを邪魔する可能性があるので避けた方が無難です。本棚や携帯ホルダ付きのヘッドボードも意味がありません。

寝室のブラインド

2.窓をふさぐ

遮光性、遮音性の高いしっかりとしたカーテンやブラインドで窓をふさぐのも有効です。窓が室内にもう1つあるなら、ベッドに近い窓を雨戸やボードで完全にふさいで壁にすることもできます。
その窓が室内唯一の窓なら、睡眠中だけでもカーテンやブラインドを閉めて、視覚的に「壁」をつくることで窓からの気の流れを軽減できるので、安らかな睡眠が得られやすくなります。

3.可動式のパーテーションで仕切る

窓とベッドの間に衝立(ついたて)や屏風(びょうぶ)のようなパーテーションを置くことで、窓からの気の影響を軽減させることができます。昼間は別の場所に動かしてしまえば、窓からの明るい光で読書やデスクワークもできるので、ワンルームタイプの部屋には最適です。
しかし、寝ている間の気を安定した状態に保つために、落ち着いた色、トーンのものを選んでください。

いかがですか?このように睡眠中に気の影響を工夫して調整すればいいのです。
眠りが浅い、睡眠に障害がある、そんな時は寝室の風水に問題があるのかもしれません。
これらのヒントが睡眠を改善するよいきっかけになりますように。

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