古い風水グッズの効き目 シンボル風水 2023/12/152024/11/01 私のために1年間、不運と戦ってくれた風水グッズたち。五行塔、三殺シールド、グランドデュークの護符等。新しい年を迎えるにあたり、どのようにするのがよいのでしょうか? 捨てる?埋める?捨てるとしても儀式的なことが必要ですか? 同じ種類の不運に対処するために来年も使い続けて良いのでしょうか? リリアン・トゥーが、古くなった風水グッズの扱いについて、お話しします。 私自身は、五行塔やピヤオ、サイとゾウ、三殺シールド、ひょうたんといった不運を抑える目的で使う「厄除系グッズ」は、1年を通じて不運の気から私たちを守るために戦い続けてくれたわけですから、次の年まで続けて使うことはあまり好みません。フライングスターの特定の不運の影響を封じるために飾ったものだとしたらなおさらです。 これまで20年以上、私は毎年風水グッズで不運を抑えてきました。よくできた風水グッズは本当に効果があって、不運をみじんも感じさせないほどの効果を経験してきました。 大きな麒麟の置物など、気に入ったものは1年以上置き続けたこともありました。しかし私は経験上、厄除け系のグッズやお守りは古いものより新しい方がパワーが強いことに気づきました。 もう一つ重要なことは、風水の傾向はその年によって全く違うということです。つまりそれに対応する新しい材質やデザインが必要なのです。 ずいぶん昔、友人である道教の風水師にコンサルテーションを受けたとき、私は風水の不運を抑えるためのグッズやお守り、おふだは毎年新しいものと交換することが常識なのだと教わりました。 それから長い時間をかけて、私は風水の知識を蓄積してきたので、今では効果のある風水グッズとそうでないものの違いがわかるようになりました。 不運の影響を本当に抑えるには、エネルギーが新鮮で強く、頑丈なものでないと効きません。これは明らかです。 古い風水グッズの処分 私は1年間使った風水グッズを良い日を選んでお焚き上げします。風水のカレンダーで、旧正月を迎える前で、月の満ち欠けも加味した良い日を選び、自宅の庭で儀式的に大きな焚き火を燃やし、1年間吸収してくれたであろう不運のエネルギーを天に上げ、その後、庭に犬が掘り起こせないくらい深い穴を掘って埋めます。 時間とともにそれらは土に返ります。1年間私を守ってくれたお守りを地球に返すのです。不運の影響が強かった1年であったのなら、なおさら重要です。 1年間、風水グッズは特定の方位の不運を抑えるために飾られ、家族を悪い気から安全に守りました。 事故にあうことなく、今も平和に生活ができているのは、守られた結果なのです。 その意味をよく考えてください。 お焚き上げ以外の方法で風水グッズを地球に返すには、海や大きな川に投げる方法もあります。船や大きな橋で海や川の中ほどまで進み、右手でグッズを持ち、水に背を向け、左肩の上を通るように投げ込みます。投げた後は、水を振り返ることなく、その場を離れます。 これは過去の苦しみを捨てるとても優れた方法です。象徴的に苦しみを終わらせ、新たな門出の準備が整います。 新しい風水グッズを飾る前に 古いグッズをはずしたら、お香で気を浄化します。サンダルウッドのお香を香炉にのせて焚き、リビング、ダイニング、玄関ホールを中心に歩きまわります。 それぞれの部屋で時計回りに3回まわることで、場の魂をなだめ、新しいお守りを飾る準備が整います。同時に新年の準備にもなります。 お香の儀式は冬至(12月21or22日)~旧正月までの間に行います。 財布は毎年変える 厄除けやお守り以外でも、毎年新しいものに変えた方が良いものもあります。財布はその1つです。金運の財布がその年に良い運をもたらしてくれたからといって、同じ財布を永遠に使い続けなければいけないという迷信に惑わされることはありません。 新しいお金がより多く財布に入ってくることを私たちは求めているのです。実際にお客様が色あせて破れ、ぼろぼろになった財布を輪ゴムで補強しながら使い続けているのを見たことがありますが、このようにひどい状態の財布で、前の年よりも多くのお金を稼ぐことがどうしたらできるのでしょうか? もし私がお金だったら、そんな悲惨な財布に入るのは絶対に嫌です。お金を十分に魅了することのできる新しく美しい財布が望ましいのです。 アンティークやヴィンテージ 純金製の龍、天然のアメジストドームなど、何年も価値がつくまでとっておくことはもちろんOKです。不運を抑えるためのグッズやお守りではなく、運を高めるための風水グッズは、そこに幸運のエネルギーが込められていて、何年もの間、良いエネルギーをもたらします。価値のあるヴィンテージを捨てる必要はありません。 富の壷、帆船の置物や幸運の意味を含む絵画の中には何年経っても素晴らしいエネルギーをもたらすものもあります。 それでも、掃除したり、日光にあてるなどして、新鮮なエネルギーを保つことは大事です。 継続利用する場合のメンテナンス 毎年変わる不運の影響から守るための厄除けやお守りは1年で不運の影響をたくさん吸収しているので、そのまま使うのは無理があります。エネルギーを清め、新たな365日に守護力を発揮できるようにメンテナンスが必要です。 1年使った風水グッズを、単に場所を移動させるだけで、新しい1年の不運から守られるという考えは、風水の影響を軽く考えすぎていて危険なことです。 1年以上経過したものは、効果を発揮できるコンディションかどうかを注意深く見て判断した方が無難です。壊れるまで使う人もいるかもしれませんが、力は時間とともに弱まります。 私たちが風水グッズを飾る目的は不運の影響から守られることですから、なるべく良いコンディションのものを飾るべきでしょう。 壊れたもの、かけたり、折れたり、傷があるものや、塗装が剥げたら使わない方が無難です。 効果的なメンテナンス方法 浄化の方法はいくつかありますが、ここでは水や塩でできる手軽なメンテ方法を紹介します。 1.太陽水(日光にさらした水)で洗う 2.月光水(月あかりにさらした水)で洗う 3.塩そのものor塩水で洗う 太陽水 ピッチャーにきれいな水を入れ、少なくとも3時間、朝の太陽の光を吸収させます。 月光水 別のピッチャーにきれいな水を注ぎ、水に月を少なくとも3時間は映します。 塩水 天然の塩を使います。海の粗塩か、もっと良いのは山から採れた岩塩です。人工的に合成された塩化ナトリウムに浄化を求めない方がいいです。 塩をひと握り水に混ぜて溶かします。ものによっては水に溶かさずに塩でそのまま風水グッズをもみ洗いすることもできますが、傷がつきやすいものは気をつけてください。金属製品は錆びるので、塩水はやめておきましょう。 そしてお気に入りの呪文を唱えながら洗います。例えば「オン・アー・ホム、オン・アー・ホム」と繰り返し呪文を唱えながら。 洗う順番は気にしないでいいです。 洗い終えたら、よくすすぎ、乾いた布で拭いて、乾かします。せっかく浄化したのですから、古着のTシャツなどで拭かず、新品のハンドタオルで拭きましょう。 これで1年吸収した悪いエネルギーを洗い流すことができます。 五行塔の中の土は洗う前に捨てましょう。 クリスタル系の製品は7日7晩塩水に浸しておくのも効果的な浄化方法です。 パワーを入れる 浄化の次に必要なのはパワーです。そうすると効果が戻ります。香炉にサンダルウッドなど品質の高いお香を焚き、煙にグッズをかざします。その時にも上の呪文を唱えるとパワーが高まります。 継続利用する風水グッズは、年が明ける前に清め、新たなパワーを吹き込んでください。それが済んだら風水のチャートに従ってアイテムを動かします。 グランドデュークのお守りなどのように、その年のためだけにデザインされたものは継続利用しない方がいいです。 良いエネルギーを 新年の準備は楽しく、幸せな気持ちで行います。新しい年の風水グッズは良いエネルギーを持っているお店で買うべきです。人気があり、誠の気持ちでサービス提供している信頼できるお店で買うということ。 家に入れるものですから、変な気を家の中に持ち込むべきではありません。幸せな成功のエネルギーを入れましょう。 不正コピー品やテキトウな感覚で作られた安物を買うと、家の中におかしなエネルギーが持ち込まれてしまいます。 精神的に不安定な人から買うのもよくありません。風水グッズは不運を抑え、幸運を招くために買うのですからね。 関連する記事 幸運を引き寄せる「中秋」の過ごし方 2024年 干支別傾向と幸運を得る風水術