風水における照明の力 八卦・八宅風水 2019/08/052021/04/15 目次1.どの場所を風水するか2.照明の色を選ぶ3.強い照明 VS 弱い照明4.風水のシンボルと置物5.明るくしてはいけない場所6.毎年移動する風水の悪影響 ここでは、あなたが家に幸運を招き入れるために、簡単に実践できて、非常に効果的な照明に関する風水術を6つお話しします。 照明と風水は切っても切れない仲、照明は五行の要素の“火”をあらわします。 “火”のエネルギーを高めるためには、照明を利用する方法が最も効果的なのです。 ある場所に照明をあてるということは、その場所に陽の気を吹き込んで、気を活性化することになります。 「“火”のエネルギーを高める必要のある場所を見極める方法」 「利用する照明、照明器具の種類」 これだけはおさえておく必要があります。 1.どの場所を風水するか 風水の数ある法則の多くは八卦を基本にしています。 八卦とは8方位がそれぞれ何を意味しているのかを定義した理論のこと。8つの方位とは、東西南北に加え、北東、南東、南西、北西を含む方位ということです。それぞれの方位は異なる傾向をあらわしています。 特定の方位に、明るい照明をあてることにより、幸運を得ることができるのです。 北は「仕事運」をあらわす方位です。 南は「人気、名声」。 東は「健康」をあらわします。 西は「家族と子宝運」 北東は「学業運」。 北西は「友情と協力者」の方位 南東は「お金と財産」をあらわします。 南西は「愛と結婚」に関係する方位です。 例えば、もしあなたが良縁に恵まれたいのなら、または、誰かに愛の告白をしようと思っているのなら、家の南西にあたる場所に照明器具を用意し、それを1日最低3時間はつけておきましょう。 そうすると、たくさんのロマンティックなチャンスがあなたに訪れます。そして、運命の人との出会い運を導くでしょう。 2.照明の色を選ぶ 場所を決めたら、次は照明の種類です。 もっとも適している照明の色は無色・白色系のものです。無色・白色系の照明は、全てのスペクトルの色が統合され、1つになったものだからです。 しかし、独創的なインテリアにしたい場合や、風水である特定の場所のエネルギーを高める目的で、着色照明を使う時には、方位の性質と調和する色を選んでください。 ただし、白色系の照明とあわせて、両方を同時に使うようにしてください。 全てのエネルギーは五行の要素、“火”、“土”、“金”、“水”、“木”の5種類の性質にわかれています。 “火”は「赤」で「南」の色です。 “土”は「黄色」で「南西」、「北東」と「家の中心」の色です。 “金”は「白」で「西」と「北西」です。 “水”は「青」で「北」です。 “木”は「緑」で「東」と「南東」の色となっています。 3.強い照明 VS 弱い照明 照明の強弱の基準は一般的に次のとおりとなります。 ・ 「直接照明」と「蛍光灯」 = 強い照明 ・ 「間接照明」と「暖色系の照明」 = 弱い照明 と考えます。 強い照明はオフィスや家の書斎、勉強部屋に適しています。 玄関ホール、ポーチも明るく照らすのがよい場所です。 しかし、寝室のようなくつろぎの場所で強い照明をつかってしまうと、陽のエネルギーが強すぎて、リラックスすることができなくなってしまいます。 部屋の用途に応じて、強い照明、弱い照明を使い分けることは、家の照明を考える上でとても重要なことです。 風水で、、ある特定の場所のエネルギーを高めたい場合は、弱い間接照明、ランプのような形状のものを利用するのが最善です。 蛍光灯のような明るい照明は、共用部分として利用している場所や、狭い通路を広く見せようとする場合に適しています。 4.風水のシンボルと置物 風水では、その場所の幸運を倍にしてくれる置物があります。ライトアップによる風水術をしている場所には、幸運をあらわす風水シンボルをおくことで、さらに幸運をあなたの生活に呼び込むことができます。 幸運をあらわすシンボルとは、三足蛙、龍、麒麟などのように風水独特のものや、とり、馬、ゾウや水晶といったものまで様々です。 どのような風水のシンボルが適しているのか、ということをお話しすると、そのことだけで、とても長い話になってしまうので、ここでは割愛します。 しかし、基本的な考え方としては、とがった形のものや、人を驚かせるような獰猛な野生動物は避けた方が無難です。 照明と置物の相性については難しく考える必要はありません。どんな時も照明は置物にプラスαのパワーを与えます。 5.明るくしてはいけない場所 お話してきたとおり、適切な照明は風水をよくするものですが、逆に照明効果を使わない方がよい場所もある、ということを忘れないでください。それはトイレ、風呂、倉庫とキッチンです。 この場所は、利用する時以外は電気を消してドアを閉めておくのがよいでしょう。 トイレでは、真っ暗闇の中で用を足してください、という意味ではありません。 家全体のバランスとして、この場所よりもリビングや食堂をより明るくしておく、という意味です。 6.毎年移動する風水の悪影響 最後に、風水の時間とともに移り変わる影響のことも忘れないようにしてください。 毎年、風水の不運をもたらす悪影響が家のどの場所に位置しているのかを知っておいてください。 不運をもたらす「五黄」や「病の星」はどの方位にありますか? そこは、あまり明るくしてはいけない、ということです。 「五黄」を抑えるためのもう1つの方法は、「五行塔」をこの方位に置くことです。 他の不運をもたらす悪影響も同様で、抑えるためには、その場所の照明を少し弱くすることです。 関連する記事