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「9」が風水で重要な理由

オーストラリアで非常に成功している数学者であり西洋占星術師であるデヴィッド・バートンさんは先日、妻のエレナさんと一緒に風水を学ぶためにリリアン・トゥーのMPCに参加しました。授業中に彼は風水の法則と数学の関連性についてアドリブで解説をしてくれたことをこの記事に掲載しました。

デヴィッドが数学的な見地から風水のフライングスターチャートや八卦の方位に隠された数字の不思議について、特にその中でも「9」の持つ神秘について話をしてくれます。

「9」は「完全」「完成」を意味する重要な数です。リリアンの講座MPCを受講している最中に、私は八卦の八方位、フライングスター風水チャートの星の動き方、9マスのチャートそのもの、これらすべて9の倍数と関係していることに気がつきました。9は整数で最大の数でもあります。
下の図はフライングスター風水の基本チャートで、9つの数字が決まったマスに配置されます。この配列、たて・よこ・ななめ、どの列と行でも、3つの数を足すと15です。たて・よこ・ななめ、どこから足しても同じ数になる配置のことを魔方陣(まほうじん)と言います。リリアンはこの15という数を、月が新月から満月に至る日数なのだ、と説明しています。だから魔方陣には神秘的な力があると古代から考えられてきたのです。西洋占星術の土星魔方陣も同じたて・よこ3マスで、3の二乗が9、という共通なものです。

風水と西洋占星術を比較すると、基本的な仕組みにおいて共通点が多くあり、それは数学的な証明が可能です。

1から9までの数を足すと、1+2+3+4+5+6+7+8+9=45となり、これは風水の八卦の八方位の45度と同じです。そしてさらに45の4と5を足しても9です。

風水のコンパスに隠された「9」
風水のコンパス、そして風水のすべての法則には9という数字が隠されていて、重要な関係があります。例えば、八卦を見てみましょう。この法則は、45度ごとに種類の違う方位と運気があるというもの。45度に8をかけると360度、それで円が完成します。
45度は9の倍数だということが重要です。
八分の一は45度(4+5=9)、八分の二、つまり四分の一は90度(9+0=9)、八分の三は135度(1+3+5=9)、八分の四、つまり二分の一は180度(1+8+0=9)、八分の五は225度(2+2+5=9)、八分の六、つまり四分の三は270度(2+7+0=9)、八分の七は315度(3+1+5=9)、そしてもとに戻り、360度(3+6+0=9)となります。
八卦の法則の八方位はすべて度数が9の倍数なのです。9という数が風水の中でとても重要な理由が見えてきました。

金融相場の変わり目との関係
フライングスター風水で基本として使われる暦は太陽暦で、毎年決まって2月4日から始まります。2月4日は西洋占星術の暦で315度の位置にあり、315はまた9の倍数です。西洋占星術では毎年3月21日に新年となるので、ここを0度とします。
1年365日を360度の円の上に並べ、45度ごとに該当する8つの日を選ぶと、以下のようになります。そして、これらの特別な日というのが株式、債権、為替といった金融市場における相場の変わり目です。
3月21日(0度)、5月6日(45度)、6月22日(90度)、8月8日(135度)、9月22日(180度)、11月7日(225度)、12月22日(270度)、2月4日(315度)。

フライングスター風水チャートの数字の規則的な動きとの関係
9つの数が規則に動くフライングスター風水のチャートの中にも9との重要な関連が見えてきます。
中央の5が6のある北西に動く、この動きの角度は135度、北西から7のある西へは180度、西から8のある北東へは45度、という具合に、数字の動く角度は135、135、45、180、45、135、135となり、すべて9の倍数です。
角度すべてを足し算すると810となり、これもまた9の倍数です。
さらに810の0をとった81は9の二乗です。このことは月の満ち欠けサイクルとの深い関係を意味し、月の満ち欠けとは時間の経過のことでもあります。リリアンがフライングスター風水は風水の時間的な側面のことだ、と説明してくれたこととシンクロしてきます。

西洋占星術には他にも中央が1から9でできた魔方陣があります。そしてフライングスター風水の3×3マスのチャートは西洋占星術では土星魔方陣と呼ばれるもので、それは不動産や家の運気をあらわすので、家や会社の空間のエネルギーの改善法である風水と共通します。西洋占星術の魔方陣は以下のとおりです。1と6が太陽で、太陽の魔方陣は6。2と7を足した9が月の魔方陣です。3は土星、4は木星、5は火星、7が金星、8が水星の魔方陣をつくります。

干支と五行との関係
地球は1時間に15度ずつ回転し、24時間で360度、つまり1日となります。風水の24マウンテン(二十四山)は、地球の15度ずつの動きとの関連を示します。干支の動物は土星が毎年15度動くことに関係しています。五行とは土、金、水、木、火で、360度を5つに分けると72度ずつとなります。
また五行があらわす5つの星はレオナルドダヴィンチが描いた「ウィトルウィウス的人体図」と重なります。
5つの星のパターンのゼロ地点は土の性質の2月4日でそこから144度ずつ5回動き、つまり720度の動きでゼロに戻ると考えられています。

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