4000年以上前から実践されている古来の科学です。
風水は文字通り「風」と「水」を意味しています。
風と水の強力な力が地球上の山、谷、川のかたち、大きさや向きをつくると考えられています。
その起源は万物を五行と呼ばれる5つの基本元素(「木」「火」「土」「金」「水」)に分類し、それぞれを陽または陰と性質付ける陰陽五行説にあります。
そしてこれを「気」、「エネルギー」という言葉で表現します。良い気に囲まれている人には幸運が訪れるとされており、これを「良い風水」の状態といいます。
良い風水は人生を満たし、心を強くし、健康をもたらし、人生に前向きで友好的な姿勢をもたらします。良い風水とは、良いエネルギーのバランスで、あなたが元気になるというものです。
風水は生活の知恵として、生活環境を整えるための科学的スキルと考えられます。
生活環境の中にバランスの悪いところを探し、整え改善する技術とも言えます。
陰陽と五行のバランスが調和した環境が、そこで暮らす人に豊かな人生をもたらします。
陰と陽
陰は静、陽は動をあらわします。陰陽どちらかの力が強くなると、もう一方は弱くなる、というバランス関係にあり、この相互作用は、宇宙全体の法則の よるものであると、古来より説明されてきました。
その陰陽は段階的に移り変わり、五行をあらわす水、木、火、土、金の5つの要素とも相互に関係します。
6つのエネルギーと5つの要素が相互作用することで万物は形成されていると考えられています。
これが、風水の法則を使ってより良い生活環境を作る上での基本となります。
いろいろな風水
風水には大きく分けて2つの見方があります。
コンパスを使い方位をはかる風水と、コンパスを使わずに地形を見る風水です。
地形を見る風水をランドスケープ風水といいます。
よく知られている「八卦」、「八宅」や「フライングスター」といった風水の方法は方位ごとに吉凶を調べます。
フライングスター風水
予測的な風水の法則、風水で最も進歩的な法則といわれているのは、場所、方位、地形だけでなく、時間の経過とともに変化する「気」 のエネルギーを計算し、予測、解決していく方法論だからです。
他の風水の法則との関係
フライングスター風水が正解で、今までの八卦をはじめとしたベーシックの風水は間違いなのですか?とよく聞かれます。そんなことはありません。
数学にたし算、かけ算や、二次方程式etc・・・といった解法があるように、風水にも様々な法則があります。
決してフライングスター風水が正解で、八宅は間違い、というものでなく、かけ算がたし算の上に成り立っているように、どれも正解です。
とりわけフライングスター風水の法則を正しく使った場合の効果ははっきりとした素晴らしいものです。