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中秋の名月に幸運を引き寄せるには

太陰暦8月15日は秋の収穫を終えた頃の満月に行われる秋祭り「中秋節」の日。月の女神に感謝の祈りを捧げる風習があります。2023年は9月29日(金)です。

月餅を持つ少女
一年で最も月が明るい中秋の名月の夜に、月の女神である仙女「嫦娥(じょうが)」があらわれ、豊作、平和、安全、そして愛をかなえると信じられています。満月は、繁栄と完成、団結をうながします。
伝統的には家族が帰省して集まり、食事をともにします。女性が家の外にテーブルを設置して、食べ物やお香を供えます。そして提灯に火をともし、月餅(げっぺい)を食べながら満月を鑑賞し、夜を過ごします。月の女神の力による良縁を期待する人は、パーティーに出かけます。
ここでは、中秋節の日に幸運を引き寄せる方法を紹介します。

1.丸、円形のものを使う

フルーツ盛り合わせ月の女神に祈る時は、祭壇が月に面していることと、丸い形のお供え物をすること。これは古くから伝わることわざ「すべて丸くおさまる」をあらわしています。
りんご、みかん等、幸運の意味を持つ丸い果物と月餅を13個ずつ飾ります。13という数字は、太陰暦の13ヶ月に由来します。

2.積極的に社交する

月餅を食べる中秋節は、社交に最適です。人と親密になるために、贈り物として月餅を持参し、家や会社を訪問します。祭りを一緒に祝うことで、親近感を強め、信頼関係を築きます。
独身の方は、その人間関係の広がりから、運命の人と出会うことでしょう。

3.愛と結婚の神に祈りを捧げる

ランタンを見るカップルこの日は多くの独身者が、愛と結婚の神「月下老人」の寺院を訪れ、お香と祈りを捧げます。この愛の神は、赤いシルクの糸で運命の二人を結ぶことで知られています。
良縁を求める人は、赤い封筒に名前、生年月日、住所、願い事を書いてお金を入れ、祈りを捧げます。祈りの後、赤い糸を手首に巻くと願いがかないます。

4.元気な植物や花を飾る

美しい鉢植えの花を家に飾ると、幸運の気がもたらされます。バラやサボテン等トゲのある植物は避けましょう。幸運を遠ざけてしまいます。
庭がある家では、中秋の明るい夜空がよく見えるように、枝をメンテナンスしておきましょう。

5.家の片付け

家、特にリビングやダイニング等、頻繁に使い、長い時間を過ごす場所は清潔で、整頓されているようにしましょう。壊れたもの、動かないものは修理するか、交換しましょう。

6.パーティー

中秋の名月
中秋は、伝統的には家族親類と祝いますが、友人と祝うのもよいでしょう。明るい満月の夜にパーティーをひらき「陽」の気を高めると、安定した収入運、愛情運、人間関係運が高まります。

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